STL 1 - 4 BOS

2連勝で敵地に乗り込んだBOSの先発はPedro。今年のポストシーズンは本拠地で6勝負け無しのSTLの先発はJ. Suppan。DHがないのでOrtizがファースト。一回表、いきなりM. Ramirezのソロホームランで今日もBOSが先制。その裏、立ち上がり不安定なPedroから2四球と内野安打で1死満塁。続くJ. Edmonsが浅いレフトフライを打ち上げ3塁ランナータッチアップ。レフトがRamirezなので当然の判断と思われたが、意外な好返球で本塁アウト。3回裏には、ピッチャーのSuppanが内野安打で出塁。E. Renteria もライトオーバーのツーベースで続き無死2,3塁。BOSの内野は一点は諦めて外野に抜けてセカンドランナーを返すのを防ごうと深めの守備。次のL. Walkerはセカンドゴロ。セカンドは普通に処理してファーストへ送球。当然3塁ランナーのSuppanはホームインしてると思いきや、何を思ったか途中で引き返し。すぐにOrtizがサードへ返球しタッチアウト。場内唖然。ベンチもがっくり。この二つの大きなミスでその後再びSTLに流れが来ることはなく3連敗。1,2戦を見ててBOSの守備が心配でしたが、この日はきっちり守り勝ちしてました。ファーストのOrtizも無難にこなしてたし。
STLは打線の不振が深刻です。4番S. Rolenはいまだシリーズ無安打。怖いのはA. Pujolsだけの状態。
FOXの中継では、攻守交替の合間に監督のインタビューが一回ずつあります。今日のSTLのTony La Russa監督のインタビューはチャンスを逃した4回裏の後でした。アナウンサーがいきなり”さっきの、Suppanの走塁ミスはどう思いますか?”と質問すると、”今、それについて話す必要があるのですか?”と静かにキレてたのが面白かったです。
あっというまにBOSが王手です。試合後のインタビューでPedroが、”3−0になったことで俺らはヤンキース以上にリラックスするから大丈夫。”みたいなことを言ってましたが、ここは気合を入れて一気に決めないとまたお化けがでますよ。
あれだけ盛り上がったリーグチャンピオンシリーズに比べてワールドシリーズはイマイチあっさりしてる気がします。もうひと波乱くらいないとなんだか尻すぼみです。