Baby-bound

今日アメリカに来て初めて病院へ行きました。僕がどこか悪いわけではなく、まぁタイトルの通りなんで家内の付き添いとして行きました。そこで気づいたことがありました。
渡米以来常に感じているのですが、アメリカのサービス業の接客態度は終わっていてレストランはまだチップがあるからましですが、役所は当然のことチップのないレストラン、ファーストフード、銀行など信じられんくらい最悪です。特に英語もうまくしゃべれないアジア人だともう完全に馬鹿にしてきます。勿論、資本主義の総本山のこの国ですからお金さえあれば僕たち日本人の想像を超えたサービスがいくらでも受けられるとは思うのですが、僕たち庶民中の庶民が日常的に受けるサービスなんて最低なものがほとんどです。
ところが病院は違ってました。

もう日本のはるか上をいく接客態度です。

ドクター、ナース、受付、アシスタントと皆愛想はいいし、下手な英語も辛抱してゆっくり聞いてくれるし、何度も言いなおしてくれるし、びっくりしました。
こっちは病院の生存競争が日本以上に激しいのと、保険会社がかなり私立の病院の経営に関わってるらしいです。もし自由診療の全面解禁や株式会社の医療業務参入が認められたら日本もどんどん変わっていくやろうなぁ。そっちの方が患者さんも医療者側もメリットが大きいやろうし。それをするにはまず保険制度を何とかしないと。などと自分が帰国後の働く環境に思いをはせていたりしました。

まぁこの理由で病院を受診した場合、初診時にドクターやナースから"Congratulations!"と言われるのは日本と同じでした。これで家族が一人増えての帰国になりそうです。しかもその一人はアメリカのパスポートです。